TERU式FX講座【実践編】

TERU式FX手法③ 移動平均線で相場感が簡単に解る方法を詳しく解説

移動平均線んで相場観が簡単に解る方法

相場というのは、その時のトレードに参加している大衆心理を表しています。

トレンドラインや水平線で転換するポイントも解りますが、レンジ相場の後は大きく相場が動きます。

大きな時間足で『売り(下降)』と『買い(上昇)』のトレンドラインがクロスする手前から、レンジ相場が続きその後に大きくどちらかに相場は動き始めますので、その反発する指標があります。

その指標の一つが移動平均線です。

相場は移動平均線に必ず戻ってきて、中期移動平均線か長期移動線に向かいます。

 

移動平均線を見れば相場が上下する理由が解る!

 

トレンドラインというのは、移動平均線を直線的に表したものなのですが、私自身も移動平均線でトレードしていました。

 

ところがカーブを描くので、明確なエントリーを仕掛ける価格が解らないので、今ではトレンドラインと水平線でトレードしています。

移動平均線をみると一目で上昇トレンドなのか下降トレンドなのかがわかりますが、トレンドの方向感を見るための指標として考えてください。

それでは、DMMFXの【FXPLUS】を使って移動平均線を出してみましょう!

①:左上にある【メニュー】をクリック

②:プレミアチャートを選択

DMMFX 移動平均線

 

画面がテクニカル分析のモードに切り替わります↓

DMMFX 移動平均線

移動平均線は、

①上部に表示されている【テクニカル】をクリック

②ポップアップ画面にて【トレンド系】を選択

③一番上部の【移動平均線】をクリック

これで表示させることができます。

 

DMMFXで移動平均線の設定方法について

 

移動平均線は同時に複数表示させることが可能です。

表示させるのは、短期移動平均線と中期移動平均線と長期移動平均線になります。

・短期移動平均線は、見ている時間足の移動平均線

・中期移動平均線というのは、見ている時間足の一つ長い時間足の移動平均線
(日足のチャートなら週足の移動平均線、1時間足のチャートなら4時間足の移動平均線)

・長期移動平均線は見ている時間足の2つ上の時間足の移動平均線

相場は、見ているチャートの短期移動平均線に戻ってきます。

その次に目指すのは、中期移動平均線で最終的に長期移動平均線を目指します。

 

それでは、私が設定している平均線の設定を教えますね。

下の画像を見て下さい。

DMMFX 移動平均線の設定方法

『テクニカル指標の追加・編集』ボタンをクリック
②ポップアップ画面の一番上にある『単純移動平均線』に✔
③『追加』をクリック

下の画像のようにポップアップ画面が表示されますので、

移動平均線設定方法

右側の【パラメータ】を選択して、下記の設定をしてください。

短期移動平均線(ピンク):7
中期移動平均線(黄色):20
長期移動平均線(水色):75
超長期移動平均線(緑):(200)

一つの指標として、日足の200MAに相場は動くとされていますので、200の設定も追加しておいても良いかもしれません。

・【利用データ】は『終値』を設定

色はご自身の好きな色を選択して、違った色を選びましょう!

線の太さは一番太い方が見やすいと思います。

 

一つの設定が完了したら『追加』ボタンでをクリックしていけば、新たな移動平均線を追加できます。

4つの設定が完了したのが、下の画面です。

移動平均線ドル円

短期移動平均線のピンクに触れるとトレンド方向に反発し、次は黄色に触れると反発していることが解りますよね。

ポイントとしては、短期移動平均線から大きく離れたところとあらかじめ入れておいた水平線で反発していることが読み取れると思います。

日足チャートの期間を広くしたものが下の画像です。

ドル円日足チャート期間大

これを見ると、ピンクのラインか黄色のラインに触れると反発していることが解りますよね。

反発せずに黄色のラインを割ると緑のラインか水色のラインで反発します。

 

緑の200MAというのは、月足の移動平均なので、そこまで戻してもおかしくありません。

それでは、月足を見てみましょう。

月足ドル円

4色全てのラインが上を向いていますので、上昇トレンドだと解りますね。

移動平均線のまとめ

 

・短期移動平均線から大きく離れると戻ってくる

・戻しの一つの目安は、短期移動平均線

・トレンドが強ければ、大きく戻さずに真横に動くレンジになる

・短期移動平均線(ピンク)や中期移動平均線(黄色)で反発

・中期移動平均線を越えると長期移動平均線(水色)を目指す

 

移動平均線を目安にしてトレンドラインと水平線で相場の癖が解ります。

通貨ペアは、ドル円だけではありません。

いろいろな通貨ペアを見て、反発しそうなところに近い通貨ペアを探してみましょう。

ユーロ円も上昇トレンド形成中ですべての移動平均線が右肩上がり。

 

『買い』を入れるときは、ピンク移動平均線か黄色のラインを目安にトレンドラインでエントリー。

『売り』を入れるときは、大きく移動平均線から離れると戻すので、水平線とトレンドラインでエントリー。

強いトレンドが発生している時は、逆張りでエントリーをするときはロット数を落とし、移動平均線に触れるところで決済した方が良いです。

強い上昇トレンドなら、底値で「順張り」で仕掛ける方が良いです。

必ず損切は設定しましょう。

 

TERU式FX手法は、トレンドに乗って大きな利幅を獲得し損切設定することで、少ない損失で利大損小のトレードのやり方です。

負ける人の特徴は、相場観を点で捉えてしまっていることに原因があります。

何故、相場が上下するのか?

月足や週足を見れば解りますよね。

 

・月足で水平線を入れておく

・週足や日足でトレンドラインを引く

・移動平均線を設定して更にフィルターを掛けて相場のトレンド方向を確認

・トレンドラインにタッチする価格に指値を置いておく

・損切はトレンドラインの20PIPS離れたところ

・方向感が無いとき(レンジ相場)は絶対にトレードしない

これだけです。

FXはトレンド方向が解らないと勝てませんが、TERU式FXトレンド手法なら方向感が解るはずです。