FX用語集

FX専門用語について詳しく解説!

FX専門用語について詳しく解説!
TERU
TERU
FXを始めて運用しようとしている初心向けの用語集を作りました。

FXなどの取引用語は、暗号のようで難しく感じるかもしれませんが、実践してなれていくと自然に身に付きますよ。

トレードやテクニカル分析などの分野別に解説してますので参考にしてみて下さい。

 

FXの基本用語について

FX用語トレード編

 

FXで利益を得るためには、注文方法や決済方法を知らないことには、取引を始めることはできません。

FX専門用語の基本となる言葉を解説をしていきます。

 

キャピタル・ゲインとキャピタル・ロスについて

 

キャピタル・ゲインとは、売買差益のことでFXで利益を生み出す基本として

・「安く買って高く売る」

・「高く売って安く買う」

という為替変動による価格差を利用して、利益を上げていくことを指します。

キャピタル・ロスとは、逆の意味を表したもので『売買差損』のこと。
FXの為替変動取引を行った際に生じた損失のことです。

 

スワップポイントとは

 

スワップポイントとは、二通貨間の金利差を調整するための調整金のこと。

例えば、金利が高い通貨を買って金利の安い通貨を売ると、その金利差分が報酬として受け取れます。

反対に金利が安い通貨を買って、金利の高い通貨を売るとマイナス金利が発生するので支払いが生じることになります。

スワップポイントは、毎日変動するために固定されていませんので、各証券会社のスワップカレンダー等で確認することになります。

含み益と含み損について

 

『含み益』とは、まだ決済が完了していない『建玉(ポジション)』があった時に、市場価格で計算したときに、利益が発生している状態のこと

これに対して、『含み損』とは『所有している建玉(ポジション)』を市場価格で計算した際に、損失が発生している状態のこと。

 

両建てとは

 

両建てとは、同じ通貨ペアで「買いポジション」と「売りポジション」の両方を持って取引を行うことです。

買と売の両方のポジションを持っているため、相場が動いても、損益は両建てを行った時点で固定されます。

建玉とは

 

建玉』とは、売買(トレード)を行った後(ポジションを持った後)、決済をせずに持っている通貨や数量のことを言います。

買建玉:現在のポジションが「買い」の状態

売建玉:現在のポジションが「売り」の状態

例として、ドルを2万ドル買っているポジションを持っている時は、ドルの買建玉を2万ドル分を保有しているということになります。

ポジション=建玉

 

ショートとロングについて

 

ショートとは、『売りポジション(売建玉)』を持っている状態のことをいいます。

これの反対語ががロングと言いますが、

ロングはショートの逆に『買いポジション(買建玉)』を持っている状態のことをいいます。

レバレッジとは

 

レバレッジとは、入金した証拠金に対して、どれくらいの外貨を売買出来るかという倍率を指します。

国内FX会社では上限が25倍まで。海外FX会社だと1000倍というものがあります。

多くのリターンが期待できるように、レバレッジが高いほど資金効率が良いですが、その反面リスクも大きくなります。

 

利食いと損切について

 

利食』とは、トレードしている建玉(ポジション)を決済し利益確定させる取引のこと。

これに対して『損切り』は、別名「ロスカット」のことで、建玉の収益が見込めないと判断した時に、損失を確定させること

損切が上手くできないと、利益分が減ってしまいますので適正なやり方を学ぶ必要があります。

 

強制ロスカットとは

 

強制ロスカットとは、トレードの損失がある所定の水準に達したとき、それ以上に損失が膨らまないように、FX業者が顧客のポジションを抱えている全ての建玉を強制的に決済すること。

これによって、入金している金額以上の負債が発生することを防ぐ為に設けられています。

 

FXのトレード用語について

 

ストリーミング注文とは

 

ストリーミング注文とは、リアルタイムで提示されている価格をクリックすることで、売買する注文方法です。

・価格が上がると予想されるときは、『ASK/買/buy』

・価格が下がると予想されるときは『Bid/売/sell』

をクリックし、「買い注文」や「売り注文」を決定させます。

 

OCO注文とは

 

OCO(オーシーオー)注文とは、英語の「One side done then Cancel the Other」を略したもの。

発注を二つの注文を同時に発注するもので、一方の注文が約定すれば、もう一方の注文は自動的に取り消される注文方法です。

使い方としては、『損切り注文』と『利益確定』を同じタイミングで一括で発注したいときに使います。

 

指値注文と逆指値注文の違いについて

 

指値注文

 

指値(さしね)注文とは、売買の価格を指定して『予約注文』をすることです。

現在のレートよりも価格が下がれば「買い」注文を発注したい時に利用します。

指値買い注文』では、現在のレートがドル円で120円だった時に110円まで下がったら『買い』の予約注文をすることができます。

『指値売り注文』は、現在のレートがドル円で120円だった時に125円まで上がったら『売り』予約注文をすることができます。

 

注文を入れたい価格が『天井』又は『底』という目星がついている時に利用します。

 

 

逆指値注文

 

先ほど解説した『指値注文』とは逆の注文方法で行うスタイルが『逆指値注文』です。

現在価格よりも「レートが上がったら買う」「レートが下がったら売る」という注文方法が『逆指値注文』です。

一般的には、何か物を買う場合は安い価格の時に買って、高い価格の時に売る方が儲かると考えがちなので、『逆指値注文』という概念は想定しないかもしれません。

 

・価格が上がることは予想していても下げ幅が解らない時

・価格が下落することを予想していても上げ幅が解らない時

 

それでは、どのような場面で使われているのか、具体的な事例をみてみましょう。

『逆指値買い注文』では、現在のレートがドル円で120円だった時に130円まで上がったら『買い』の予約注文をすること。

『逆指値売り注文』は、現在のレートがドル円で120円だった時に110円まで下がったら『売り』予約注文をすること。

上記のレートを設定しておけば、自動的にポジションを持つようになります。

この『逆指値注文』は、この域までレートが上がればトレンド傾向になると想定される相場で利用するトレンドフォローを狙った方法です。

しかし、フライ現象も想定されるのでちょっと危険な所もありますから、あらかじめここまで取りたいという決済価格(STOPLINE)も併せて注文しておく方が良いかも知れないですね。

 

まとめ

 

以上、FXで良く使われる用語について解説をしてきました。

言葉が理解できないと先に進めることはできませんので、少しでも参考になりましたら幸いです。

これで、FXの世界に飛び込んで見て下さい。

始めは少額でスタートして、あなた自身のスタイルを確立して勝率を上げられるようになれば、立派なトレーダーですね。