中級者でも安定して勝てていないという方にも、参考になると思います。
長い時間軸で相場を解析することができれば『勝ち組』の仲間入りが可能です。
シンプルにできないと再現性が無いので、水平線とトレンドラインだけでピンポイントに天井と底を狙うのがTERU式FXトレンド手法。
損切の設定方法も解説していますので、リスクは限りなく低く利益は最大に狙えるので、知っていて損はないはずです。
忙しくてトレードがする時間が無い人にこそ、長い時間足を使ってトレンドラインと水平線で反発するポイントを狙っていきましょう。
自動化も可能なので、忙しい人でも大丈夫ですよ。
Contents
月足を使って水平線を引く
DMMFXでは、一度ラインを引けば、時間足を変更しても表示された状態が続くので、便利ですよ。
通貨ペアは何でも大丈夫です。
ドル円でも値動きが大きくなってきたので、トレンド方向が分かりやすくなってきました。
この記事では、ドル円を使って水平線の引き方を解説していきます。
下図は、月足のチャートですが、左端の1976年から当記事作成までの2023年5月現在のものです。
ローソク足の実体(太い部分)で長い実体と頂点や底に水平線を入れていきます。
ドル円の場合、水平線を引くと水平線の間隔が約500pipsぐらいあることがわかります。
最近の相場では、月足のローソク足1本でも500pips程度は十分に狙えます。
直近の最高値:2022年10月の151.9円
直近の最安値:2021年1月の102.73円
現在は、上昇トレンドを形成していますよね。
それではチャートを拡大してトレンドラインを引きましょう!
トレンドラインの引き方
先ほどのドル円の月足チャートにトレンドラインを引きましょう。
トレンドラインは、一番下の白い最安値(ヒゲの下)同士を結んで延長します。
次に最高値と最高値を結ぶことで、反発する箇所が見えてきます。
丸印を入れたところを結びトレンドラインを延長したところで反発し、上昇に切り替わっていることが解ると思います。
現在は、黄色のトレンドラインを上下する形で相場が動いていますので、
トレンドラインの上方にタッチするところで『売り』
トレンドラインの下方にタッチするところで『決済』
トレンドラインの下方にタッチしたら『買い注文』
⇒トレンドラインの上方にタッチしたら『決済』
チャートをずっと監視できないとエントリーができないと思いますが、自動化できる方法があります。
このトレンドラインタッチする価格で『指値注文(予約注文)』を入れれば、自動売買システムと同じです。
『指値』の注文の方法が解らない方は、下記の記事で解説してますので参考にしてみて下さい。
『指値』を入れるときは、精度を上げるために週足や日足に切り替えます。
それでは、週足にチャートを切り替えてみていきましょう。
週足や日足でエントリーポイントを見つける方法
月足でトレンドラインや水平線を引くとDMMFXの場合は、ライン(線)が残ったままになっているはずですが、僅かにラインがずれていると思います。
これではエントリーする価格の精度が悪いので、週足や日足でトレンドラインでエントリーする価格を決定させていきます。
実際のトレードでは、月足チャートではの水平線だけを引いておくようにしてください。
反発の目安となりますので・・・
週足チャートで水平線を引く
月足チャートで水平線を入れた状態での週足チャートが下記の画像です。
これをベースに頂点と底にもう一度水平線を入れていきます。
水平線を入れる箇所は、頂点と底です。
ヒゲ部分の頂点と底に水平線を入れましょう。
反発していることが解ると思いますので、あなた自身もチャートで水平線を引いてみてください。
2023年5月現在では、赤色の水平線の直近最高値と最安値のほぼ中間の相場価格になっています。
黄色の水平線が一つの目安となるので、その付近に来たらエントリーポイント!
抜けることもあれば手前で止まることもあるので、トレンドラインを引いて探っていきます。
日足でトレンドラインを引く
週足で水平線を追加したら、次は日足でトレンドラインを引いていきます。
ちょっと見づらいので直近の最安値と最高値の部分だけを使って解説していきますね。
既に形成された最安値と最安値、最高値と最高値をラインで結んでいきます。
〇と〇を結んで下さい。
上昇トレンドが加速するとトレンドラインに触れないところで上昇している箇所がありますが、それもラインで結びます。
水平線とトレンドラインとクロスしているところは反発していますよね。
トレンドラインに触れたところで基本的にエントリーを仕掛けるポイント!
水平線は、過去に月足や週足で最高値や最安値をつけたところなので反発しやすい
トレンドラインと水平線が重なった所は、反発しやすいところです。
ここを狙ってください。
月足の水平線や週足の水平線をあらかじめ引くのはこのためです。
エントリーのやり方
トレンドラインに触れる所は、翌日になれば変わります。
ロウソク足が1本分、左に移動しますので、朝起きた時にチェックして、
価格を確かめてトレンドラインに近い方に『指値注文』を入れておきます。
トレンドラインの中腹にあるときは天井と底のどちらに向かうか掴めないので、両方に『指値注文』を入れておくと良いでしょう。
それでは、やり方を説明します。
下の画像はドル円の日足チャートで、あらかじめ水平線を入れたもの。
①直近の最高値同士を結んだ青色ライン『売り注文』
②直近の最安値同士を結んだ赤色ライン『買い注文』
朝に日足チャートを見て、ロウソク足の真ん中にヒゲ(黄色の線)に合わせて上下させ、トレンドラインと交差する箇所の価格で『指値注文』をいれましょう。
損切の方法について
損切は必ずやりましょう。
設定方法は、
底狙いの時⇒直近の最安値の10pips下。
天井狙いの時⇒直近最高値の10pips上。
先ほどのチャートで説明します。
直近最安値:白〇で囲んだトレンドラインとヒゲとの交点の価格
損切は、10pip低い価格で『逆指値注文』
直近最高値:赤〇で囲んだトレンドラインとヒゲとの交点の価格
損切は、10pips高い価格で『逆指値注文』
この注文を入れておけば、大きな損失はなくなります。
1万通貨の取引で、1000円の損失が許容できるかどうかなので、利大損小のトレードになります。
まとめ
teru式FXでは、利大損小のトレードでリスクを少なく利幅を大きく狙えるのが特徴です。
・水平線は、月足チャートの最高値と最安値を引いておく
・週足チャートに切り替えて、もう一度、最安値と最高値に水平線を追加。
・トレンドラインは、日足で引く
・水平線とトレンドラインが重なった所がエントリーポイント
・『指値注文』と同時に『損切(逆指値注文)』を入れておく
ラインの引き方が解らない方は、下の記事で解説をしていますので参考にしてください。
注文の方法を知りたい方は下記の記事を参考にしてみて下さい。
過去の月足の頂点や底は、反発が期待できるところですが、到達するまでに期間が必要です。
日々のデイトレや短い時間足のチャートを見て相場に慣れて下さい。
半年もすれば、チャートを見ただけでどちらに動くかが解るようになってきます。