TERU式FX講座【実践編】

強力トレンドの発生ポイントと底や天井の見極め方

チャートを見ていると突然大きく伸びているものがあると思います。

teru
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これもテクニカル分析で、ほぼ発生するポイントが解るようになってきますので実際にリアル相場でそれを見抜けるようになれば優秀なトレーダーです

 

大きなトレンドの発生ポイントがどこになるのか知っておけば、簡単にスキャルピングで利益を取ることができますのでスキマ時間でもトレードは可能です。

イメージができるようになれば勝てる確率がグンと上がるのでチャートから今後の値動きが分析できるように訓練していきましょう。

相場には波があるので大きな波を起こすためにはキッカケが必要になります。

上昇するためには、下がらないと上昇しない。

下降するためには、上昇しないと下降しない。

これがトレンドが発生するポイントになりますので、チャートを使って解説していきます。

 

どの時間足でも使える急上昇や急降下するパターン

 

これは鉄板のパターンで、これが重なって大きなトレンドを形成する始まりです。

 

最高値を更新した後に

戻しで高値を更新しなければそれが『最高値』です。

トレンド発生の始まり

時間足を変えても同じような形状になっていることが多いことがわかりますので、チャートで過去のものを見て下さい。

【上昇パターン】

①の底から一度上昇して①を割らずに②のサポートラインを実体で形成。

再度、上昇して②のサポートを割らなかったので、それから急上昇

 

【下降パターン】

③の頂点から一度下降して、④のサポートラインを実体で形成。

再度下降した後の戻しが④のサポートラインを越えてこなかったので急降下

トレンドが形成されている方向では、ロウソク足の実体が大きいことでも本来のトレンド方向が解ります。

トレンドラインの角度で急な方が本来のトレンド方向。

最高値の頂点と底を結んで行けばどのような上昇や下降をしているかが解ります。

 

ジグザグラインを引いてみる

 

下記のチャートは、高値と安値を結んだジグザグラインです。

ジグザグ

左の上昇トレンドでは、ローソク足を見てみると1歩進んではヒゲで後退しているので階段を上って行くように、かなり時間が掛かっていることがわかります。

右の下降トレンドでは急落しているので、乗り遅れるとエントリーをする機会を見つける方が難しいですね。

このように短時間で向かう方向が主たるトレンド方向ということになります。

逆方向のトレンドでトレードするときは、転換すると一気に反対方向に進むので、資金を少なめにしておき下降の兆しが見えたら決済しましょう。

 

以前にも初心者編で記事にしましたが、エントリー方法も再度確認しておきましょう。

teru
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トレンドに乗り遅れたら、先ほどのチャートにトレンドラインを引き、再度戻ってきたところで、エントリーをすれば、含み損を抱えずに利益が発生しやすくなるポイント。

押し目買いや押し目売りは、書籍や情報商材に記載されていますが、どれも抽象的で良く解らいことが多いですよね。

それって情報の寄せ集めだから、テクニカル分析の手法に過ぎないからです。

 

自分だけのオリジナルの考え方というか見方ができるようになれば、勝てる確率は格段にアップすると思います。

 

波を理解すれば天井と底は狙うことができる【お椀の法則】

 

お椀

相場をイメージできないと勝てるようになりません。

チャートで相場を見ていると【お椀】の形になっているものがあります。

基本的に値動きというのは、

【グランビルの法則】

・安値を更新しない限り上昇トレンドは継続

・高値を更新しない限り下降トレンドは継続

トレンドに乗るということはお椀で例えると底値でエントリができれば、お椀の淵までは上昇します。

強いトレンドなら約2倍程度の利幅が見込めます。

では、実際のチャートで見ていきましょう。

上図はユーロ/円の15分足のチャート。

ノーマルの形状ですが、

水色のラインがお椀の形に似ていてきれいな形をしているので分かりやすいかと思います。

きれいな円弧を描いているので底が非常にわかりやすいですね。

底の部分では、『ヒゲ』下に少し伸びていると思いますが、その『ヒゲ』で買いをエントリーできれば『勝ち』確定ですね。

ヒゲは中心線を示す貴重な情報で、その中心線から左右がほぼ対象の形が出来上がっていることを認識してください。

赤い線は確かに中心だということは過去のチャートを見れば、ここだと解りますが一つ手前の底でもエントリーしてしまうことがよくあります。

次の高値からの下げ方があまりにも不自然に上がらずに何かで押さえつけられているような動きをしたら、更に下げてくる可能性が高いので、損切りは指値と同じ価格にするか数ピプスほど上に設定しておきましょう。

再度一番底となるヒゲで、エントリーをやり直すことで損失が防げまず。

トレンドラインを引いておけば、どのあたりまで下げてくるかの目安になります。

一度下げてきた後の戻りで安値更新しなければ、私なら底の判断をしてそのローソク足の最安値を損切りポイントとします。

 

コップ型やピンセット型・線

 

お椀型は一番わかりやすいですが、コップ型やピンセット型もわかりやすいですよ。

中心部に底値や頂点ができるので

それを目安にすれば、ほぼ左右対称になっていますね。

トレンドが発生している方向に、急激に伸びる傾向にあります。

上昇トレンドが発生していると中心線からすぐのところで急上昇しています。

底付近でエントリーをしておかないとエントリーのタイミングを逃してしまいますよ。

底は、あなたが現在見ているチャートの直近最安値の赤いラインです。

それをヒゲで少し下に下げたところが底。

過去のチャートを遡ればわかるはず。

 

あなたが見ているチャートでは、

お椀型やコップ型、ピンセット型の形状分の上から下まで、底と天井の幅分が見込める最低限の値幅ということです。

これがトレンドを形成している方向の場合だと、約2倍ほど見込めるようになるので、トレンド方向の方が狙える利幅が期待しやすくなります。

見ている時間足で動く幅が異なります。

そう考えると15分足よりも1時間足、1時間足よりも4時間足、4時間足よりも日足

日足よりも週足ととらえる時間足によって見込める幅が異なってきます。

だったら長い時間足で底や天井をとらえることができれば大きな利益幅が期待できるので、時間に余裕がない人ほど安心してトレードできる4時間を使ったトレードが良いかと思います。

まとめ

 

・お椀型やコップ型ピンセット型のヒゲが中心になりほぼ左右対称の形状になることが多い

・トレンドと逆方向なら狙える利幅はお椀で言えば底から縁まで

・トレンド方向なら狙える利幅は約2倍

・直近安値と直近高値を水平線でラインを引いておく

・トレンドラインで底の目安を探っておく

中心がどこなのかを意識しながらチャートを見るようにしてみましょう。

これだけでかなり勝率がアップすると思います。