この記事では、DMMFXで『注文を入れる』方法と持ったポジションを決済させる『決済方法』について解説してきます。
注文方法は、大きく分類して予約決済と即時決済の2種類があります。
・チャート分析をして、今がエントリーをするタイミングだと思ったら『即時注文(成行注文)』
・チャート分析をして、ここまで価格が達したら『予約注文』
このようにトレードスタイルによって、本業で日中にチャートを見ている暇がない方は、予約注文をすることで放置をしていてもトレードが可能になりますので、やり方は理解するようにしましょう!
Contents
エントリーポイントが解れば【指値注文】
指値注文は、価格を指定して『買い注文』または『売り注文』を入れる予約注文のことを指します。
下の画像は、DMMFXの【FXPLUS】での注文方法で解説していきますね。
画面上に取引画面が表示されていない時は、
まず、左上にある【メニュー】をクリック。
一番上にある【新規注文】を選択
これで新規注文の画面が表示されます↓
①通貨ペアをドル円ならUSD/JPYを選択
②注文タイプを『指値』に変更
③取引数量を確認し、『売り』『買い』を間違えずに選択
価格が下がると想定している場合『売り』
価格が上がると想定している場合『買い』
④注文レートを天井が136.000円と分析したら136.000に設定
最後に『注文』ボタンをクリックすればOK!
これで、『指値注文(予約注文)』ができるようになります。
チャートを見ながら、現時点での価格で取引をするときは、
『指値注文』ではなく『即時注文』を選択してください。
デイトレやスキャルピングなどで、チャートを見ながらトレードしたい時は『即時注文』で、注文が可能です。
指値注文の価格変更や取消方法について
『指値注文』をしていて、注文価格を変更や注文取消しの方法を解説します。
・【メニュー】をクリック
・【注文変更・取消】を選択
画面が切り替わり
注文レートを変更したい時は、【変更】をクリック
注文レートの価格変更や有効期限を変更することができるようになります。
予約注文を取消し(キャンセル)したいときは、
前述した方法で取り消しを選択すればOK!
決済方法について
エントリーが完了したら、利益を確定するための『決済注文』する方法を解説していきます。
この『決済』によって、利益が出ていたら利益が確定し、損失の状態で決済すれば損失が確定(損切)することになります。
決済は、利益や損失に大きく影響しますのでやり方を必ず覚えておきましょう。
①左上の【メニュー】をクリック
②【決済注文】をクリック
画面が切り替わり、ポジション照会画面が表示されます。
①決済注文を設定したいポジションを選択
②決済注文画面をクリック
画面が切り替わり、逆指値(損切)と指値の価格レートを設定できるようになります。
エントリーをしたら、必ず『逆指値』を設定しましょう。
大きな損失を防ぐことを第一に考えてください。
利益は大きく、損失を小さくすることでトータル収支をプラスにすることができるからです。
□に✔をすれば
決済は、利益や損失に大きく影響しますのでやり方を覚えておきましょう。
自分が思った方向と逆に相場が動いてしまった場合は、『損切決済』をしてください。
これをしないと損失が膨らむので自分で決めたルールを守って、損失は極力少なくしましょう。
チャートを見て損切のレートに達した場合は、『逆指値決済』を設定しておきます。
①注文タイプで逆指値を選択
②でLOT数を変更することも可能(損切するときは全数量)
③注文レートを設定
最後に『注文』ボタンをクリックすると下のように注文確認画面が表示されるので、確認できれば『注文実行』ボタンで逆指値の注文が決定されます。
利益を狙っている価格レートで確定したい時は、
①の注文タイプを『指値』を選択します。
後は、前述の逆指値と同じです。
成行決済(クイック決済)をする方法
『成行決済』とは、今現在の時点で決済することを言います。
エントリーをするタイミングを間違えた時や『利益確定』や『損失確定』をさせる時に即決済する方法になります。
DMMFXの成行決済は『クイック決済』と呼ばれています。
クイック決済のやり方は、
①『メニュー』をクリック
②決済注文をクリック
決済したいポジションの『クイック決済』ボタンをクリック↓
クイック決済確認画面が表示されるので、
『クイック決済実行』ボタンをクリックで『クイック決済完了』画面に切り替われば完了!
損失を無くして利益を伸ばしていく方法
エントリーをして数十PIPS程の含み益が出てきたら、
逆指値決済のレートを移動させます。
これで、一度含み益が発生したら、リスクがゼロの状態となり後はどの地点で利確決済をするかどうかの判断になります。
それでは、チャートを使って説明していきますね。
これはユーロ円の4時間足のチャートですが、白点線のところで『売り』でエントリーをしたという前提で解説していきますね。
151.344円で『売り』注文を約定し、現状は思惑通りに価格が下降し含み益を30PIPS程度でている状況です。
ここで前述した『逆指値決済』を
151.344円と同額または、
数PIPS下の151.300円程度で注文を入れます。
これで、今回のトレードで損失は発生しなくなります。
後はどこまで利益を出せるかのみにチャートを眺めていれば良いだけです。
この先のチャートを見ていきましょう。
エントリーをしてから4時間足で9本分のチャートなので、1日半経過した状況。
下落を継続していますね。
1日半を形経過して一度②の赤色ラインまで下げてから①の黄色ラインで反発して下降し、②の赤色ラインを一度突破して上昇しまた下降したという状況。
ここで更に利益を狙って長くポジションを持ちたいなら、①の黄色ライン(4時間足の実体で)のレート(価格)で『逆指値』を入れておきます。
逆指値を入れるポイントは、下降トレンドの場合は高値を更新せずに安値を更新している状態の直近最高値のちょっと上。
つまり、上のチャートで言えば直近最高値は黄色ラインです。
黄色ラインは、約150.500円なので
151.344円-150.500円=0.844円(84PIPS)の利益は確定になります。
1LOTでエントリーをしていると、8400円の利益が確定ができているということになります。
この時点でもう少し利益確定をしておきたい場合は、
逆指値を赤色ラインのレート(価格)で『逆指値』を入れても良いでしょう。
赤色ラインだと150.000円なので、
151.344-150.000=1.344円(134PIPS)
1LOTでも13400円の利益確定です。
現状で即決済すれば、149.2円ぐらいなので
151.344-149.2=2.144円(214PIPS)
1LOTで21400円の利益となります。
更にその先の値動きを見ていくことにしましょう。
4時間足が50本分なので8日ちょっと経過時点で、
147円まで下落しました。
チャート上に示した水平線が、エントリーをした左側の頂点や底付近で反発していることにも注目しておいてください。
①から⑤まで順番に逆指値を置いていく
これで放置しながらでも大きく利益を増やすことが出来るので、難しくないですよね。
ちなみにチャートの現状で即決済すれば
151.344-147.000=4.344円(434PIPS)
最低の1LOTの取引でも1週間で4万3000円の利益。
TERU式トレンド手法のとおり実践された方は、これだけの利益を獲れているはずです。
実践編で詳細のやり方は、惜しみなく解説していますのでやってみて下さい。
参考の為にユーロ円の月足のチャートを掲載しておきますね。
今回の解説で使っていたのは、2023年5月13日現在の半月分のローソク足です。
私が注目していたのは、10年前の2014年の月足で見た直近最高値だということ。
まとめ
DMMFXでの注文方法と決済方法に関する取引のやり方について解説をしてきました。
・エントリー方法は、『予約注文』と『即時注文(成行注文)』の2種類ある
・決済は、大きな損失を無くすために『損切の設定』を必ず行う
・決済注文は、含み益がでたら『逆指値』を入れて利益を増やし損失を無くす
利益は大きく、損失はできる限り小さくすることがFXで勝つためのコツ。
一度トレンドに乗れる頂点や底付近でポジションを持ったなら、すぐに決済をせずに大きな視点でチャートを見ることです。
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